嘘つき 子供 心理

子供達が大人達へ嘘をつく本当の理由と対処法とは?

私のママ友に子供が嘘をついて悩んでいるという方がいますので、ここでは子供の嘘つきや心理について考えてみたいと思います。

 

私は幼少期にお友達からこう聞いたことがあります。

 

「ウソをつくと、地獄に落ちて閻魔様に舌を抜かれてしまうんだって!」と。

 

私のお友達は自分のお母さんよりそう教えられたそうなのです。

 

 

当時私は親からもウソだけは絶対についてはいけないと育てられてきましたし、学校生活の中でも先生から嘘はいけないこと、人は正直であるべきだと教えられてきました。

 

でも子供とは嘘をつくものなのです。

 

 

銀のオノと金のオノやオオカミ少年のように嘘をついてはならないと教える本が多く出回るのもそのためでしょう。

 

しかし、子供がつく嘘は、大人達がつく嘘とは違って、自分を守るための嘘なのです。

 

決して人を陥れたり、悪意のある嘘ではないのです。

 

それは成長過程で誰しもがつくものだし、私はウソなんてついたことがない!っていう人はただ覚えていないだけなのです。

 

私は自分が受けてきた教育から、嘘はいけないものだと考えてきました。

 

なので、自分の息子たちにも、もちろん「嘘はいけない事なのよ!」ときつく教育してきました。

 

 

しかし、子供達は厳しくすればするほど、嘘が上手になるというケースもあるという事を思い知らされることが、息子の通う学校で起きたのです。

 

それは小学校5年生になる男の子の話です。

 

彼は同級生にこう言いました。「職員室の窓に石を投げるんだ」と。

 

そうしないと、俺がお前にこの石を投げつけるぞ!とも言ったそうです。

 

 

そして石を投げざるおえなかった同級生の男の子は、当然先生より話を聞かれます。

 

その子は全てを正直に話したそうです。

 

 

そして先生たちは、彼に石を投げるよう指示した子へ事情を聴きました。

 

しかしその子は涙ながらに僕はそんなこと言っていない!と先生へ訴えたそうです。

 

 

ですが、その子が石を投げるよう指示を出したことは、その場にいた周りの子が証言しているため、間違えないでしょう。

 

しかし、その子は親から厳しく育てられたせいなのか、自分を守るために嘘が上手になり、また、それを突き止めることができない、学校のマニュアルとやらのお陰でその子は守られ、結局その事件自体がうやむやにされてしまいました。


親は子供へ教育をする中で、子供の意見を尊重したり、厳しくしたり、何が正しいのか、その線引きはとても難しいものだと思います。

 

しかし、ただひとつ言えることは、親は子供達へ必ず愛情を持って接することが大切だし、子供の話をきちんと聞いてあげることが大切だという事です。

 

 

子供の嘘に付き合ってあげる必要もありませんが、きつく叱りすぎる必要もないのではないだろうか思います。

 

大切なものは子供達の自己肯定感や自主性を育ててあげることで、厳しく教育することが親の役目ではありません。

 

 

親は、叱る・褒める・怒るなど子供のための教育ではなく、親として義務を果たすために教育をしてはいけないのです。

 

子供達は大人達が考えているよりも感受性が強く、きつく言われれば言われるほど、自分の価値はどれほどあって、結局親は自分に何を望んでいるのか・・・。

 

なるほど、良い子でいてほしいのか、じゃあ、良い子を演じてあげようじゃないかと、短絡的な考えを起こしてしまうケースもあります。

 

これが嘘つきな子供の心理です。

 

 

 

今現在、高校や大学、企業が欲しがっている人材は、成績が優秀な子ではありません。

 

もちろんそれも大切です。

 

日々の努力や頑張りが結果となって出るのですから。

 

 

しかし、それよりも自主性・自発性・自己肯定感・コミュニケーション能力がいかに現在の子に欠落しているか、もっと世の中は重要視するべきでしょう。

 

 

話が少しそれたので本題へ戻りますが、子供が嘘をついたときは「はいはい、お見通し〜」くらいで丁度いいのです。

 

プリントを出し忘れたくらいなんですか。

 

それに言い訳したくらいなんですか。

 

 

そんなことで叱っていたら、本当に叱らなければならない状態になった時、もっと上手な嘘でその場を切り抜けようとするでしょう。

 

 

誰かに迷惑をかけるような、人を陥れるようなずるがしこい嘘は見逃してはいけませんが、おやつを食べたのに食べていないと言ったり、勉強をしていないのもうしたよと言ってみたり、お腹が痛いと学校を休みたいと言ってみたり、みなさんも子供の時にはたくさん嘘をついたはずです。

 

 

うちの子はどうしてこんなに嘘つきなのかしら・・・と頭を抱えているママさんたちもいるようですが、そんな頭を抱えるほど大きな問題ではないのです。

 

昔の人は、嘘つきは泥棒の始まりだなんていいますが、だったら世の中泥棒だらけです!

 

おこさんに立派な大人になってもらいたいという願いや、立派な大人に育てなくてはいけないといった、親の使命感のような思いも分かりますが、子育ては完璧をめざすと、時に子供達を苦しめてしまうことがあるという事をしっかり理解する必要があるのではないでしょうか。

 

 

子供は親の前では未熟な部分を見せれるくらいでちょうどいいのです。

 

張りつめた糸では少しの力で簡単に切れてしまいます。

 

少し緩ませているくらいでちょうどいいのです。