何か未来に予期せぬ事が起こるのではという不安は人間だれしも抱えている事だと思います。
不安障害という言葉もありますが、こうしたものは、ある程度抱えてしまうのは仕方が無い事でもあります。
不安に感じる気持ちがあるから、常日頃からもしもの場合に備えて対策しておく事が可能になります。
こうしたものは、人間が安全に生きて行く為に必要なものでもあります。
また、そうは言っても、不安が強すぎて目の前のやるべきことに何も手が付けられないという状態になってしまうと、備え所ではなく何もできなくなってしまいますので、そうならない様に注意が必要です。
不安は有事に対する備え位に考えて上手く付き合って行くのが理想的です。
ここでは、不安を取り除く・スッキリ解消させる方法・ヒントについて紹介して行きたいと思います。
どうなっても生きて行ける様に適応能力を付けておく
将来に対する漠然とした不安は誰にでもあるものだと思います。
未来は予測不能ですから、誰にもどうなるのかわかりません。
だから不安に感じる訳ですが、その不安を少しでも解消させたいなら、未来がどのようになっても生きて行ける様に適応能力を付けておく様にしましょう。
具体的に何をすれば良いのかという事については、未来は予測不能ですから、自分が思いつくままにイメージして、それに適応できる力を身に付けて行けば良いと思います。
例えば、日本の将来が危ういという風に感じるのであれば、海外移住を視野に入れて、その為に英語を勉強する様にすれば実際にそうなっても困らずに行けて行く事が出来ます。
近年では南海トラフ大地震がそろそろ来るという噂もありますが、その事を不安に感じるのなら内陸に引っ越したり、山の上に家を建てれば不安は解消されます。
今の会社で一生働けなさそうなら今の内に資格を取得したり、何か手に職をつけておくと保険になります。
このように、未来に何が起きても適応出来る様に備えておけば不安の解消につながりますので、出来る範囲でやっておきましょう。
なるべく自給自足を目指す
不安には様々なものがありますが、やはり究極は生きて行けなくなる様な生命の危機に脅かされる事です。
生命維持が出来なくなる原因にも様々なものがありますが、最も深刻な問題は食料危機です。
日本でも戦時中は食べるものが無く多くの方が生命の危機に晒されていたと思います。
現在でも、スーパーやコンビニ・通販などで食料を手に入れる事が出来なくなれば、生命の維持は出来なくなってしまいます。
漠然とした不安を感じてしまうのは、そうしたライフラインを全て他人任せにしているからでもあります。
震災が起きた時は、都心部であっても一瞬で水や食料が不足してしまいます。
現在は自分で食料を作っている人など農家位しかいませんから、ほぼ人頼りとなっています。
こうした状態では不安を感じてしまうのも仕方がありません。
国の自給率にしても同じで、自給率は年々下がって行っています。
食料を輸入品に頼れば楽ですが、戦争などの何か問題があって輸入がストップしたら一瞬で食料危機が訪れる事になります。
こうした状態はかなり危ういですから、不安に感じない人はまずいないと思います。
自給率が下がるという事はそれだけ命の危険が増えるという事で、将来の不安に繋がります。
ですから、そうした不安を解消させたいなら、少しでも自給率を上げる様に工夫してみると良いと思います。
野菜作り・魚釣りなどは簡単に誰でもはじめられますし、実際にやっている人も沢山います。
そうやって自給率を高めておけば、食料危機が起きても問題無く生きて行く事が出来ますから不安は減ると思います。
鉄腕ダッシュなども参考になります。
生きる力を身に付けれは不安は解消されると思います。
お金よりも大切なのは食料ですから、不安に感じる方は何かしら備えておくと良いと思います。
今に集中して生きる
不安を解消させるには、今目の前の取り組みに集中するというのはとても有効な方法です。
目の前の物事に集中すれば、その事だけしか考える事が出来なくなりますから、他の不安な問題は考える事が出来なくなります。
このような作用がありますから、ストレス発散で趣味を持つ方も多いのだと思います。
少しでも問題から離れて楽しめる時間が持てれば、それだけでも心に余裕を持つ事が出来る様になります。
未来の不安な事を考えるのは悪い事ではありませんが、その状態は心ここにあらずな状態ですから、そればかりではいけません。
未来は今の積み重ねで作られるのですから、先ばかり見て今を生きなければ良い未来はやって来ません。
今があるから未来があるわけですし、未来がどうなるかは現在に掛かっています。
ですから、起こるか起こらないかわからない事を危惧し続けるよりも、やるべき事に集中して取り組む様にした方が良いです。
不安が尽きないという方は、何かを新たにはじめてみると良いと思います。
毎日を忙しくしていれば、未来を危惧する気持ちも薄れ、毎日快適に生きられる様になるはずです。